和装振興と観光都市・京都のPR推進のため、様々な行事やレセプションに、きもの姿で活動している「京都・ミスきもの」の皆さん。「きもの」への思いや式典の思い出などをお聞きしました!
※写真左から「2024京都・ミスきもの」城川紗弥さん、山中祐佳さん、岡口万海さん、内藤菜奈さん
Qきものに親しみを持たれたのはどのような事がきっかけですか?
城川紗弥さん
京都に観光で訪れたことがきっかけです。きものを着て観光を楽しんでいらっしゃる方の多さに感銘を受け、親しみを持つようになりました。京都で生活をしていると、きものはその人それぞれの良さを引き出すものだと感じ、魅了されております。
山中祐佳さん
祖母の家にきものがたくさんあり、祖母や母のきもの姿を見て育ってきたことがきっかけです。小さい頃から着ることはもちろん、美しく繊細なきものを目で見て楽しんでいました。
岡口万海さん
成人式で振袖を着たことが一番のきっかけです。また、祖母がきもの好きで家にたくさんのきものがあること、友人ときもので京都観光をしたこともあり、きものに親しみを持つようになりました。
内藤菜奈さん
曾祖父が呉服屋を営んでいたこともあり、幼い頃から家族できものを着る機会が多く、また、七五三詣りや十三詣りなど、成長の節目を祝う日をきものと共に迎え、きものを身近に感じておりました。幼い頃から大好きだったきものに2024京都・ミスきものとして携わることができ、とても幸せに感じております。
Qきものの良さや魅力とはどのようなところだと思いますか?
城川紗弥さん
きものを着ると心に余裕を持つことができ、女性の内面の美を引き立ててくれるところです。長く受け継いでいくことのできる奥深いところも魅力の一つです。
山中祐佳さん
一番は、受け継がれていく奥深さです。また、背筋が伸びていつもと違った自分に出会えるところも一つだと感じています。
岡口万海さん
外見を美しく引き立たせてくれるだけでなく、凛々しい気持ちにさせてくれるところだと思います。帯の結び方によって雰囲気が変わるところも魅力の一つです。
内藤菜奈さん
きものを着ると背筋がしゃんと伸び、胸をはり、自然と表情も晴れやかになり自分に自信を持つことができるところです。また、祖母や母が大切にしてきた思い出ある大切な着物を譲り受け、きものと共に新たな思い出作ることができるのも、きものの魅力のひとつだと感じております。
Q普段はきものをどのような機会に着られていますか?
城川紗弥さん
京都で観光をする際や、お祭りなどの催し物がある際に着ております。日本の歴史が残る京都できものを着ると、特別な思いになります。
山中祐佳さん
季節の行事やお出かけをする際に着ております。
岡口万海さん
家族や友人と京都観光をする際に着ています。きものと帯の組み合わせやそれに合わせる小物を選ぶのが楽しいです。
内藤菜奈さん
人生の節目のお祝いやお正月、イベントなど、また、友人とのお出かけの際に着用しています。
Q御自身が成人式を迎えられる時はどのような装いで迎えたいですか?
内藤菜奈さん
母から譲り受けた四季折々のお花が描かれた華やかな京友禅の振袖を着用し、成人式を迎えたいと思っております。母の思い出が詰まった振袖を譲り受け、その振袖と新たな思い出をつくれること、晴れの日を迎えられることに感謝の気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいです。
Q御自身が式典を迎えられた時はどのような装いでしたか?また、その時何をお感じになられましたか?
城川紗弥さん
祖母が50年以上大切にしてきた振袖を着用いたしました。紫色に様々なお花が描かれた振袖です。親戚も含め、成人式で私が着用したのは12人目でした。それぞれの大切な人生の節目を見守ってきてくれたその振袖を着ることができて、私も大人の仲間入りができたのだととても嬉しい気持ちになったことを覚えています。
山中祐佳さん
母が成人式の際に着ていた、黒と金で描かれた総絞りの振袖を着ました。人としての目標である母と同じ振袖を着られたことが感慨深かったです。
岡口万海さん
御所車など縁起の良い柄がたくさん描かれた黒と橙色の振袖を着用しました。母と姉から受け継いだこともあり、とても嬉しく、晴れやかな気持ちになりました。
「2024京都・ミスきもの」のみなさん、ご協力ありがとうございました!