式典に「きもの」を着てみませんか?「京都・ミスきもの」の皆さんからのメッセージ

和装振興と観光都市・京都のPR推進のため、さまざまな行事やレセプションに、きもの姿で活動している「京都・ミスきもの」の皆さん。「きもの」への思いや式典の思い出などをお聞きしました!

※写真左から「2025京都・ミスきもの」奥田恵里さん、中川千帆里さん、田中美優さん、川上夏葵さん

Qきものに親しみを持たれたのはどのような事がきっかけですか?

奥田恵里さん

成人式で振袖を着用したことが一番のきっかけですが、母が曾祖母に仕立ててもらったきものを着用した経験も大きなきっかけです。世代を超えて“思い” を受け継ぐことができるきものに、深く魅了されております。

中川千帆里さん

小学生の頃に授業で日本舞踊を習った経験から、きものという存在に親しみを持つようになりました。きものは、国境を超えて多くの人と繋がる架け橋のような存在であるということを、学びました。

田中美優さん

十三詣りや成人式など成長の節目にきものを着た時です。特別な日に着るからこそ背筋が伸びますし、気持ちも引き締まります。以前はきものは特別なものだと思っていましたが、きものを知れば知るほど身近に感じるようになり、今ではちょっとしたお出かけにも着ていきたいと思うようになりました。

川上夏葵さん

祖母が和裁士だったため、幼い頃からきものは身近に感じていました。夏祭りやお正月などの年中行事では、祖母が仕立てたきものや浴衣を着ることが楽しみで、いつもワクワクした気持ちになっていたことを覚えています。

Qきものの良さや魅力とはどのようなところだと思いますか?

奥田恵里さん

見た目の美しさだけでなく、着る人の内面の美しさを表現できる点にも魅力を感じております。また、きものは芸術性の高い伝統工芸品でもあり、その繊細な技術や文様に心惹かれます。

中川千帆里さん

その人の本当の魅力を引き出し、人と人を繋げてくれる力があると考えます。きものを着る時というのは、普段あまり会うことがない人とも言葉を交わすことができ、人生の節目を彩ってくれる存在だと思います。

田中美優さん

人の繋がりを感じるところです。1着のきものが完成するまでの職人さんの繋がりはもちろんですが、そのきものを次の世代に引き継ぐ家族の繋がりなど1枚のきものに対する温かい思いが魅力だと感じています。

川上夏葵さん

世代を超えて受け継がれていく点や、何年経っても色褪せない美しさだと思います。自宅には母の着物が沢山あり、袖を通す度に見た目の美しさだけでなく、その中に込められた想いまでも受け継いでいるように感じます。

Q普段はきものをどのような機会に着られていますか。

奥田恵里さん

七五三や成人式などの人生の節目の行事に加え、友人ときものを着て京都を散策することもあります。

中川千帆里さん

御朱印巡りが趣味なので、寺院仏閣へお参りする際などにきものを着ます。風情あふれる京都の街並みには、やはりきものは欠かせない存在であると感じております。

田中美優さん

美術館や展覧会などに行く時です。アートの一部になれたような気がして胸が躍ります。

川上夏葵さん

結婚式などの大切なイベントがある時に着用しています。最近はお出かけする時にも、時々着るようになりました。

Q御自身が式典を迎えられた時はどのような装いでしたか?また、その時何をお感じになられましたか?

奥田恵里さん

白地に鮮やかな花柄があしらわれた振袖を着用いたしました。人生の節目に豪華な振袖に袖を通し、気持ちが引き締まるとともに、晴れやかで心満たされる気持ちになりました。

中川千帆里さん

母から譲り受けた振袖を着用いたしました。大切に保管してくれた母、そして、この振袖を選んでくれた今は亡き祖父や祖母にありがとうという感謝の気持ちでいっぱいでした。見る人皆様が「豪華だね」と褒めてくださり、私の生涯のファッションにおいて、まちがいなく自慢の一着です。

田中美優さん

母から受け継いだ総絞りの振袖に祖母の豪華な刺繍のある青い帯を身につけました。家族から受け継いだものを私好みの雰囲気に仕上げるため、小物はかっこいいもので揃えました。自分の好きなコーディネートで古き良き振袖を生かせる楽しさに気づいた瞬間でした。

川上夏葵さん

祖母が仕立てた振袖を母から譲り受け、着用しました。初めて振袖を着たときは、背筋が伸び、自然と自信を持てたことを覚えています。
また母の振袖を着ることができたことがとても嬉しく、世代を超えて受け継がれることにとても魅力を感じました。

「2025京都・ミスきもの」のみなさん、ご協力ありがとうございました!

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